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アヴニールブログ

意外に知らない？炭水化物は必ず脂肪になるのか？

ダイエットをされている方で炭水化物の量を気にされる方は非常に多いです。パーソナルで来られる方で全体的に炭水化物を控えられている方であったり、夜の炭水化物を抜いている方もとても多くいらっしゃいます。ですが、その理由を聞くと「なんとなくカロリーを取りたくないから」や「芸能人が炭水化物（糖質）制限ダイエットをして痩せてたから」というものが多く、根本的に炭水化物が直接体脂肪になるのか理解できておられない方がほとんどです。
　そこで今回は炭水化物を摂ると体脂肪に変わってしまうのかどうか解説していこうと思います。

　炭水化物が体脂肪になるのかどうかわからない方が多い理由として考えられるものの1つとしてネット上での意見の違いが挙げられます。ネットで調べてみると、炭水化物は体脂肪にはならないからある程度の量は摂取しても大丈夫と書かれている意見がある一方で、炭水化物は脂肪に変わるから摂取量は控えるべきだという真逆の意見があります。これに惑わされて正しく炭水化物と体脂肪の関係を理解することが難しくなっています。

　
　炭水化物が体脂肪になるかどうかを結論から言うと、場合によります。中途半端な答えだと感じられるかもしれませんが、正しく言うと、体内のグリコーゲンの貯蔵量によって炭水化物が体脂肪になるかどうかが変わるということです。

　炭水化物は体内で分解されてブドウ糖になります。このブドウ糖には3つの使い道があります。それは①体の必要な部分のエネルギー源、②グリコーゲンに変換されて筋肉や肝臓に貯蔵される、③体脂肪として貯蔵される、というものです。
　この3つには順番があり、①がまず優先的に使われます。そして、すぐにエネルギーが必要ではない状態になると②の役割を果たします。グリコーゲンを貯める筋肉や肝臓に空きがなくなると③まで進んで体脂肪になるということです。
　つまり、エネルギーが枯渇している状態であれば炭水化物を極端に制限しなくても体脂肪にはならないということです。逆に普段から仕事の関係などであまり動かない方はエネルギーを消費する前に新しいブドウ糖が送られてきて体脂肪として増えてしまうということになります。
　これに派生して夕食の炭水化物を抜かれる方の場合は、日中あまり動いていないのであれば特に問題はないですが、夕方にトレーニングなどをされる場合はエネルギーを消費しているので過度に摂取しなければ体脂肪になる可能性は低いです。

まとめ
　今回は炭水化物が体脂肪に変わるのかについて解説してきました。エネルギーの貯蔵に余裕がある状態であれば、過度に炭水化物を摂取していなければ体脂肪に変わる可能性は低いです。逆を言うと、炭水化物が体脂肪にならないようにするためにはトレーニングをしてエネルギーを使うことが必要になります。ダイエットのためには運動と食事の両方の要素が必要になってきます。今回のブログを読んで炭水化物への理解を深めていただいて食事や運動に取り組んでください！

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