アヴニールブログ
体幹って大事なの?
今回は体幹について書いていこうと思います。トレーニングをされている人であれば一度は聞いたことがある体幹という言葉ですが、これは実際どこの部位のことを言うのか、そして体幹を鍛えるとどのような効果があるのか意外に知らない人もいると思います。
そもそも体幹とはいわゆる胴体の部分のことを表します。胴体は胸、背中、お腹、腰などを合わせた総称で上半身のことを指します。この部分がしっかり鍛えられていないと姿勢が崩れやすくなってしまい、スポーツをしている人であれば体のキレが出にくくなってしまいます。
そして体幹トレーニングとはインナーマッスルとアウターマッスルをバランスよく鍛えるものです。筋肉は表面部分に近いアウターマッスルと深層部分にあるインナーマッスルに分けられますが、他の人が見て「良い体してるな〜」「腹筋が割れてる!」と分かる筋肉はアウターマッスル、外から見ても分かりづらいのがインナーマッスルです。このインナーマッスルとアウターマッスルがバランス良く鍛えられていることが体幹部分においてとても重要です。
体幹部分はスポーツをしている人だけではなく、高齢者も子供も含めた全ての人が鍛えるべきところです。
体幹を鍛えるメリット
では体幹を鍛えることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
それは「疲れにくい体になる」と「腸が活性化される」です。
まず1つ目の疲れにくい体になるについて説明すると、体幹は日常生活で自然に使われる部分なので体幹を鍛えることで日々の何気ない動きをより楽に行うことができます。それが結果として疲れにくい体になるということです。
2つ目の腸の活性化については、体幹を鍛えることで腹圧が強まることが理由として挙げられます。腹圧が強まると内臓の働きが活性化され、それに伴って腸の働きも良くなるということです。逆に体幹の筋肉が弱まると、便をスムーズに押し出しにくく便秘の原因になってしまったりします。
体幹のトレーニング方法
体幹を鍛えるメリットが分かったところで、次は具体的に体幹を鍛えるためのトレーニング方法について説明します。
体幹を鍛えるための代表的なトレーニングにプランクがあります。
やり方はうつ伏せの状態で肩の真下に肘をつきます。そして肘は90度にして、つま先は立てて肩幅に開きます。頭・肩・腰・膝・足首のラインが真っ直ぐになるように体を浮かせてキープします。運動を全くしたことがない人は最初は10秒から始めてみましょう。たった10秒でも体がプルプルしてくるはずです。慣れてきたら秒数を伸ばしたり、10秒を3〜5セットするなど負荷を強くしていきましょう。間違いなく体幹が鍛えられ、体幹のメリットを感じることができます。
まとめ
今回は体幹について書いてきましたが、体幹を鍛えることは姿勢改善にも重要ですし、疲れにくい体、腸の活性化のためにも取り入れるべきです。年齢を重ねても真っ直ぐなキレイな姿勢を維持するためにも今回紹介したプランクを1日のうちの数十分だけでも良いので取り入れてみてください。確実に体は変わっていきます。