菅原から通えるトレーニングジム

アヴニールブログ

日頃の疲労、溜め込んでませんか？疲労の原因追及と改善策をお教えします！

『疲労感の原因を知ろう』

今回はトレーニングを習慣的に行なっていく上で、ついつい残ってしまう【疲労】についてお話しようと思います。そもそも、疲労には様々なタイプがあり身体に疲労を抱えたままトレーニングを行なうと【質が低下】して【モチベーションも上がらない】等と、勿体ない時間になってしまいます。ほとんどの疲労の場合は【入浴・睡眠】の時間をしっかりと確保すれば取れるのですが、それでも疲労が取れない場合は【貧血】や【グリコーゲンの枯渇・クエン酸の摂取不足】【疲労物質の蓄積】などが原因かも知れません。

『貧血気味なら迷わず鉄分を摂ろう』

先ず【貧血】とは何かというと、血液中に酸素を運ぶ【ヘモグロビン】が少ない状態のことをいいます。ヘモグロビンはタンパク質ですので【鉄と結合して】血中を移動します。ですので、タンパク質を必要量摂取できているならば【鉄分の摂取】が貧血解消に1番効果があります。鉄分を摂取できる食材は、タンパク質と鉄分を同時に摂取できる【レバー・牛肉】がオススメになります。

『グリコーゲンとクエン酸の関係』

カラダを絞る為に【糖質の摂取量】を極端に減らしていくと、エネルギー源となる【筋グリコーゲン】が枯渇して、エネルギー不足となり疲労感が抜けなくなります。ですので、トレーニングや運動後はタンパク質にプラスして糖質も摂り、しっかりと筋グリコーゲンを回復させる様に努めましょう。さらに、グリコーゲンを生産させるに為には【クエン酸】も重要な役割を果たします。クエン酸はグリコーゲンの合成促進の作用があるため、しっかりとクエン酸の摂取も意識する様にしましょう。クエン酸を含むお勧めの食材は【梅干し】と【黒酢】になります。クエン酸は酸っぱいイメージがあると思うので梅干しはイメージ通りかと思いますが、黒酢は驚かれたのではないでしょうか。実は、黒酢の主成分である酢酸を摂取すると、体内で【クエン酸】に変換されるのです。ですので、お酢を使ったお料理などをする際には是非【黒酢】を使用してみて下さい。

『タンパク質の摂取で身体は疲労する』

トレーニングを行なっている方々は、普段から意識的にタンパク質を摂取していますよね。実は摂取したタンパク質が分解される過程において疲労物質である【アンモニア】が体内で生成されます。要するに、タンパク質の摂取量が増えるとアンモニアが体内に蓄積しやすくなり、結果的に疲労を感じてしまう場合があります。ですので、この様な場合はアンモニアを体外へと排出してくれる働きがある【アルギニン・オルニチン・シトルリン】などを摂取してみて下さい。

『まとめ』

今回は疲労回復の原因やそれに対する有効な食材・栄養素などのお話をしました。疲労は誰もが感じるもので、トレーニングを続けていく以上は上手く付き合っていかなくてはなりません。しっかり寝ても、ゆっくりお風呂に浸かっても疲れが取れないと感じる時は、食事に目を向けてみて下さい。そして食事だけではなく、サプリメントなども有効活用して、効率よく疲労を緩和させれるように努めましょう。【疲労をなくそうと頑張ることが逆にストレスになり更に疲れてしまっては意味がありません】ので、是非今回の内容を参考にして頂き、疲労回復の手助けになれば幸いです。

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