ピラティスを伝える立場として、
最近あらためて強く思うのは「技術」と「内面」の両方を磨いていきたい、ということ。
技術面では、もっと正確に、もっと深く。
呼吸やアライメントの指導、身体の細かな使い方を一つひとつ言葉にして届けられるように。
そのためには、自分自身のトレーニングも怠らず、常に学び続ける必要がある。
でも、それだけでは足りない。
どれだけ技術があっても、心が冷たければ人はついてこない。
「また会いたい」「この人に任せたい」
そう思ってもらえるのは、内面がにじみ出るからこそ。
誠実に向き合うこと。
相手を否定せず、できたことをしっかり認めること。
そのうえで、ほんの少しのアドバイスを添えること。
そういう積み重ねの先に、「この人になら任せたい」と思ってもらえる瞬間があるんだと思う。
美しく動ける身体。
そして、内面から滲み出る誠実さや温かさ。
両方を兼ね備えたとき、本当の意味で“信頼される存在”になれる。
ピラティスを通じて、そんなトレーナーでありたい。
それが今の目標。