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ただトレーニングをしていると効果ナシ！？筋トレ中に意識すべきこと！

アヴニールでパーソナルトレーニングを受けられているお客様の中には以前公営ジムや会員制ジムに通われていた方も少なくありません。しかし、さまざまな理由でパーソナルトレーニングに切り替えられています。その中でも意外に多いのが「鍛えられているのかわからない」というものです。
　これはとても大きな問題です。どこを鍛えているという意識がないままトレーニングを行うことはトレーニング効果を薄めてしまう可能性が非常に高いです。
　今回はトレーニング中に鍛える部位を意識することがなぜ大切なのかについて解説していきます。

マッスル・マインド・コネクション
　トレーニング効果を高めるためには鍛えている部位への負荷を感じる必要があります。ここで必要になるのが、そのトレーニングで鍛えられる部位をしっかり意識して動かす「マッスル・マインド・コネクション」です。
　そもそも筋肉を動かすためには脳からの指令が必要です。そして、脳から送られた指令が神経を通って筋肉に伝えられて実際に動くのですが、この神経にはもう1つの役割があります。
　それは筋肉の感覚を脳に伝える役割です。この役割によってトレーニングの負荷や刺激を感じることができるのですが、この感受性は人によって異なります。神経の精度はただトレーニングを続けているだけでは高まりません。
　大切なのは意識している筋肉が伸びているか、縮んでいるか、力が入っているか、脱力しているかというのを感じることです。これが感じることができるようになれば、トレーニング中やトレーニング後に意識した部位が熱くなっていたり、張っていたりします。
　これが筋肉に対して「効いている」状態で筋肉に対してより刺激が入っているということです。これを積み重ねていけばトレーニング効果が高まり筋肉が成長しやすくなります。

意識しても効いている感覚がない場合は？
　しっかり意識してトレーニングを行っていても、対象の筋肉が熱くなったり張っている感覚がない場合は2つの原因が考えられます。
　1つ目はトレーニングフォームが間違っているということです。意識している箇所と異なる部位が効いているとフォームが誤っている可能性が高いです。これでよくあるのが下半身のトレーニングでもも裏やお尻を鍛えようとしているのに、前ももに刺激が入ってしまって足が太く見えるパターンです。そのような時は少しフォームを変えてみたり、パーソナルジムの場合はトレーナーに相談すると改善されます。
　2つ目は強度が少ないということです。筋肉が効いている感覚が出ないほどの軽い負荷の場合、筋肉の成長を目的としたトレーニングの効果はあまりありません。重量を上げていくか回数を増やすことで筋肉への負荷を大きくしていきましょう。

まとめ
　今回はトレーニング中に鍛える部位を意識することの重要性について解説しました。トレーニング中・上級者の中には鍛える筋肉を意識することを「筋肉と対話する」と言う人もいます。筋肉に対して逐一どのような感覚があるか研ぎ澄ませることで狙った筋肉により刺激を与えてより成長させやすくしています。
　毎回のトレーニングで自分がどこを鍛えているのか、筋肉にどのような刺激が入っているのかを意識してトレーニング効果を上げていきましょう！

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