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太りにくい人がしている意外な生活習慣！？
皆さんの周りにご飯をよく食べてあまり運動しないのにあまり太っていない人はいませんか？実際に体格が近い人同士で同じ食事量でも体重の増え方は異なってきます。原因は様々ですが、その1つに体の中の脂肪の種類が関係しています。
脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類の細胞が存在します。この2つは役割が異なります。白色脂肪細胞は脂肪を貯蔵する役割がある一般的に私たちがイメージしている脂肪のようなものです。
これに対して、褐色脂肪細胞はエネルギーの消費や脂肪の燃焼といった役割があります。さらに、白色脂肪細胞を小さくするという効果も見られています。つまり、いわゆる太りにくい体質の人はこの褐色脂肪細胞の割合が多く、そのおかげで脂肪が溜まりにくいということが言えます。
しかし、この褐色脂肪細胞は加齢と共に割合が減少していきます。30代では幼児期の半分、40代では30％程度まで落ちてしまうのですが、これが原因の1つで年齢を重ねると太りやすくなるということが言えます。
褐色脂肪細胞の多い人の特徴でよく言われているものが痩せ型・辛いもの以外を食べても汗をかく・普段から汗かき・背中や肩周りの体温が高いといったものがあります。是非一度ご自身で何項目当てはまるか見てみてください。半分以上あると褐色脂肪細胞の多い人である可能性が高いです。
この褐色脂肪細胞の割合を決めるものは遺伝によるものが大きいのですが、増加させたり減少を抑えるためにおすすめの生活習慣があります。今回は褐色脂肪細胞を増やす生活習慣を3つ紹介します。
①肩甲骨周りのストレッチ
褐色脂肪細胞は肩甲骨周りに多く存在するというデータがあります。そのため、肩甲骨周りをストレッチで刺激してあげれば、褐色脂肪細胞は増えやすくなります。現代社会ではパソコンやスマートフォンの使用で肩甲骨周りが凝り固まっている人が多いです。そのような状態だと褐色脂肪細胞の働きはどんどん弱まっていきます。しっかり肩周りをほぐしていきましょう。
②冷水を浴びる
褐色脂肪細胞は体温を一定に保とうとする働きがあります。そのため温冷浴などの温度が一定でない環境の中で褐色脂肪細胞は刺激されて増加します。同じ理由でおすすめの運動が水泳です。冷たい水の中で全身運動する水泳はカロリーを消費しながら、褐色脂肪細胞を増やすことのできるまさに一石二鳥なエクササイズです。
③辛いものを食べる
唐辛子に含まれるカプサイシンには褐色脂肪細胞を活性化させる働きがあると言われています。カプサイシンの辛味成分が交感神経を活発化させて白色脂肪細胞の分解や褐色脂肪細胞の働きの促進に効果があります。
他にもニンニクやお茶、コーヒーなどが脂肪燃焼の働きや交感神経の活発化に効果があると言われているので、こういったものを積極的に食事の中に取り入れていきましょう。
まとめ
今回は褐色脂肪細胞について紹介しました。自分の努力次第で代謝の高い太りにくい体を作り上げていくことは可能です。今ダイエットしている方も太らないようにしようとされている方も、是非今回紹介した生活習慣を日常の中に取り入れてみてください！
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