膝と膝蓋骨の動き

膝を伸ばすと、大腿四頭筋の働きによって

膝蓋骨は上に引き上げられます⤴

逆に膝を曲げると、膝蓋骨は下に下がり⤵

大腿骨の溝にしっかりとはまります。

この膝蓋骨の安定した動きがあることで、

膝関節はスムーズに動きます。

スクリューホームムーブメントとは?

膝を伸ばす時、脛骨が外旋する動きが起きます。

これをスクリューホームムーブメントと呼びます。

この動きがあることで、

膝関節はロックされ、立位で膝が安定します。

逆に曲げる時は、

脛骨が内旋してロックが外れ、

動かしやすくなります。

O脚・X脚と関係するポイント

O脚(内反膝)

大腿四頭筋の外側広筋や

腸脛靭帯が強く働きすぎ、

内側広筋が弱くなる傾向。

→ 膝蓋骨が外に引っ張られやすく、

 痛みや変形につながる。

X脚(外反膝)

逆に内側の筋・靱帯に負担が集中し、

外側の安定性が不足する傾向。

→ 膝の内側にストレスがかかりやすい。

まとめ

膝は単なる曲げ伸ばしではなく、

膝蓋骨の上下動や

スクリューホームムーブメントのような

微妙な回旋運動を伴います。

O脚・X脚の方は、

このバランスが崩れていることが多いため、

痛みが出ることもあります。

筋肉を部分的に強化しつつ、

正しい動きを学習することが大切です。

そもそもの

筋力や歩き方の癖、足部のアライメントなど

見たることも大切です。

人間の体は、膝が動くと膝蓋骨も動いてちょと回旋運動もあるんだなって話です(顔文字)

アヴニール編集部
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