お風呂ダイエットの正しい知識
○半身浴、全身浴どっちがいいの?
A:全身浴の方が断然いいです!
「デトックスに重要なリンパ節が鎖骨周りにあるので、鎖骨までしっかりと全身浴をする方がダイエットには効果的。浴槽が狭い人は体をずらすなど、鎖骨までつかる方法を工夫してみて!
○ 何℃のお湯にどのくらいの時間入浴するのがおすすめ?
A: 40℃のお湯に15分がベストです!
「通常は40℃のお湯に15分がベストですが、プチ風呂エクサをするときは1~2℃低くてもOK。冬場は湯温が下がりやすいので、湯温計を活用しましょう。
ちなみに15分以上入るのはムダ! 長風呂したからといってやせるわけじゃないし、肌も乾燥するのでおすすめできません」
○寝る何時間前までに入浴すればいい?
A: 1~2時間前までがおすすめです!
「湯船につかるだけの日は、寝る1時間前までに入浴するのがベスト。プチ風呂エクサをしっかり行う場合は体温が上がりすぎて寝つけないこともあるので、2時間前までに入りましょう」
注意!
入浴前、入浴中は必ずお水を飲みましょう!
「入浴中は体内の水分が多く排出されるので事前に常温の水をコップ1杯、必ず飲みましょう。
水が入ったペットボトルを湯船につけて体温ぐらいに温め、入浴中にこまめに飲むのも、体が冷えないのでおすすめです。逆に、冷たい水をたくさん飲むと太りやすくなるので注意して」
\3分入って、3分休む、を3セット/
消費カロリーは300キロカロリー
「41~42℃のやや熱めのお湯に肩までつかります。入る時間は、3分を3セットの計9分。湯温が高めなので、汗をかきやすくなります。汗をかいている体は、代謝がUPして体温が1℃上がっている状態だから、冷えが解消されるのです」
「“333入浴法”は、ウォーキング1時間やジョギング30分と同じく約300kcalを消費します。また、湯温が高いので交感神経が優位になり、空腹を感じにくいというメリットも見込めます。代謝が良くなるからむくみに効果的ですし、体が温まって血流がスムースになると便秘や肩コリ、腰痛の和も。便秘が解消すれば美肌にもつながって、いいことずくめ!“333入浴法”を続けると、汗腺が開きやすくなり、汗をかく代謝のいい体に変わります」
【Step.1】やや熱めのお湯に肩まで3分つかる
汗をかきにくい人は、入浴前に温かい飲み物を飲んだり、発汗効果のある入浴剤を入れるのがおすすめ。
【Step.2】バスタブから出て3分休む
熱めのお湯に長時間つかると体に負担が。3分入ったら3分休むように。その間に髪などを洗って。
【Step.3】再び、バスタブへ肩まで3分
だんだんと体が温まってきますが、芯から温めてカロリーを消費するために、必ず肩までつかるように。
【Step.4】お湯から上がって体を洗うなど3分休む
もう1度バスタブから出て休憩を。体に負担をかけないように休むので、体を洗ったりする時間に使って。
【Step.5】最後にもう1度肩まで3分つかる
3分×3セットの入浴は、連続で9分間入るよりも体への負担が軽いのに効果は同じ。必ず休憩をとりましょう!