ビタミン剤というのは、あくまで食事を補うためのものであって、食事そのものの代わりにはならないという点は考えていただきたいです。私たちトレーナーがクライアントの方にビタミン剤をおすすめする際も、まずは「食事を第一」に考えてアドバイスしていくことが重要だと思います💭
もちろん、ビタミン剤は効果的に使えば、野菜や果物、全粒穀物、たんぱく質といった栄養価の高い食品を中心としたバランスの良い食事をさらに引き立てる役割を果たします!ただ、実際のところアメリカでは国民の半数以上が必要な栄養を補うためにサプリメントに頼っていると言われています。さすがは規模がアメリカです🇺🇸その市場規模は年間500億ドルにものぼるとも言われています。
栄養に関する知識を身につけたり、日々の食事内容を整えるよりも、「とりあえずサプリを飲めば簡単」という考え方が広まっているのは、業界全体としても課題のひとつだと感じました。
栄養学の研究は年々進んでいるものの、実はまだ「どの栄養素を、どのくらいの量摂るのが理想か」という点については十分に解明されていないようです。アメリカでも研究投資はまだまだ足りないのが現状だそうです💰
そのため、私たちが「常識」と思っている栄養やビタミンに関する知識も、新しい研究によって明日には更新される可能性が全然あります📈
こうした背景を踏まえると、トレーナーとしてクライアントにビタミン剤を勧める際には「不足をサポートするためのちょっとした保険」としておすすめしたり説明するのが、適切だと思いました💊
決して安易に「飲めば安心」と伝えるのではなく、まずは食事からの栄養摂取を大切にし、そのうえで補助的に取り入れるというスタンスがよいのではないでしょうか!
それらを踏まえた上でビタミンについてまた学んでいきます!