ホルモンバランス

女性とホルモンバランスの一生

女性の体は一生を通じてホルモンに大きく左右されます。例えば、月経前の食欲旺盛。ホルモンバランスのせいやからいっか!って甘えてます🫣💦逆に食べたくない日があったりもします。イライラしたり頭痛かったり眠かったり。毎月同じとは限らず、その月ごとのホルモンバランスの振り幅があるので、中々難しい。

女性ホルモンと呼ばれる エストロゲン と プロゲステロン は、月経・妊娠・出産・更年期など、人生のさまざまなタイミングで心身に影響を与えます。

思春期(10代前半〜)

初経を迎える頃からエストロゲンとプロゲステロンが分泌され始め、女性の体は大きく変化します。胸や骨盤が発達し、女性らしい体つきに。けれどホルモンの分泌はまだ不安定なので、生理不順や肌荒れ、気分の浮き沈みを経験しやすい時期です。

性成熟期(20〜30代)

ホルモンが最も安定し、妊娠や出産に適した時期。ただしストレスや過度なダイエット、睡眠不足などでバランスを崩しやすく、生理痛・PMS・不妊の原因になることも。仕事や恋愛、ライフスタイルの変化が多い世代なので「なんとなくだるい」「情緒不安定」といった不調もホルモンの影響を受けています。

妊娠・産後

妊娠中は女性ホルモンが急激に増え、体や気持ちも大きく変化。つわりや肌トラブル、体型の変化に悩む方も多いです。出産後はホルモンが一気に低下し、産後うつや抜け毛、体型の戻りに影響することもあります。

更年期(40代半ば〜50代

卵巣機能が低下し、エストロゲンが急激に減少する時期。ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)、イライラ、不眠、めまい、動悸などの症状=更年期障害が起こりやすくなります。美容面でも肌のハリや潤いが失われ、髪質が変わるなど老化を強く意識する時期です。

老年期(60代以降)

閉経後はエストロゲンがほとんど分泌されなくなり、骨粗鬆症や動脈硬化、認知症リスクが高まります。ホルモンだけでなく、生活習慣病や筋力低下とも密接に関わるため、栄養・運動・睡眠の見直しが欠かせません。

ホルモンバランスとどう向き合う?

女性は一生の中でホルモンに翻弄されると言っても過言ではありません。だけど整える工夫で不調を和らげることは可能です。

規則正しい生活(睡眠・食事)

適度な運動で自律神経を整える

ストレスマネジメント

必要に応じて婦人科で相談(ピルやホルモン補充療法なども選択肢)

ホルモンは自分の意思でコントロールできないもの。コントロールできてるって思ってても、ただ我慢してるだけかも。自分の体のリズムを理解して、無理なく付き合っていくことが、女性が健康で美しく生きるためのカギになると私は思っています。自分のことを理解するのって難しい!

アヴニール編集部
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