朝ごはんを食べた方が良いと言われる理由

普段朝ごはんは食べていますか?

無理に食べるものではありませんが、朝ごはんを食べると体調を崩してしまうなどの理由がない限り、食べた方が良いでしょう。

以下は朝ごはんを食べるメリットです。

1.脳と体のエネルギー補給

・脳はブドウ糖(炭水化物類)をエネルギー源にしています。寝ている間もエネルギーは消費されているため、朝食で補うと集中力や思考力が上がり、仕事が捗りやすいです。

2.体内時計のリセット

・朝に食事をすると、胃腸が動き出して「朝だ」と身体と脳が認識します。これにより代謝やホルモンの分泌が整いやすくなります。

3.血糖コントロールの安定

・朝を抜くと昼食後の血糖値が急上昇しやすく、眠気やだるさの原因になり、集中力が低下してしまいます。

特に糖尿病予防には朝食が役立つという研究もあります。

4.筋肉の分解を防ぐ

・長時間(睡眠+朝食抜き)何も食べないと、体はエネルギーを作るために筋肉を分解しやすくなります。

以下は無理に食べなくて良い場合です。

・朝は食欲が全くない

・胃腸が弱っている、または病中・病後

・ダイエットや16時間断食などで意図的に食事時間を調整している

※ただし、抜く場合でも水分補給は必須です。

カフェインや糖分の摂りすぎには注意しましょう。

朝食のバランス

朝食をとる場合は、主食・タンパク質・野菜や果物をバランス良く組み合わせるのが理想的です。例えば「ご飯+納豆+味噌汁+みかん」といったシンプルな構成でも十分良いです。このように、朝食はエネルギー補給、生活リズムの調整、血糖値の安定、筋肉の維持といった健康面に役立つため、1日のパフォーマンスと健康を底上げできる習慣といえます。

以下は、PFCバランス(P=たんぱく質、F=脂質、C=炭水化物)が整った朝ごはんの例です。

1.和食スタイル(約500kcal)

・ご飯(白米or雑穀米) 150g → C:約55g

・納豆 1パック → P:約8g、F:約4g

・焼き鮭 70g → P:約15g、F:約6g

・味噌汁(豆腐+わかめ) 1杯 → P:約4g

・みかん 1個 → C:約12g

P:F:C比=約20%:25%:55%

2.洋食スタイル(約500kcal)

・全粒パン 2枚(120g) → C:約50g、P:約10g、F:約4g

・ゆで卵 2個 → P:約12g、F:約10g

・ギリシャヨーグルト 100g+ベリー類50g → P:約10g、C:約7g

・アーモンド 10粒 → F:約6g、P:約3g

P:F:C比=約18%:27%:55%

まずは無理のない範囲で朝から何か口にしてみましょう。

バナナ一本からでもOKです

アヴニール編集部
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